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お知らせ

2022-01-17 15:41:00

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ゴルフは様々なアンジュレーションで最高のスイングを再現することが理想ですが、そこには基本姿勢が大切であり、18ホール基本動作を行える筋力と柔軟性が必要です。

 

3つの提案

 

1.基本姿勢の確立

 

2.柔軟性と筋力の向上

 

3.姿勢制御系の機能安定

 

 

 

 

 

1.基本姿勢の確立

 

ゴルフスイングは安定した軸を維持するための基本姿勢があり、基本動作をするために柔軟性とスムーズに機能連動する筋力が必要です。

 

1. アドレスの姿勢

  前傾姿勢の脊柱角と回旋動作に必要な可動性確認

 

2. バック・スイング

  安定した右足を軸とする股関節回旋、肩関節、頚椎可動確認

 

3. ダウン・スイング

  骨盤の安定に大切な内転筋、中殿筋、頚椎可動確認

 

 

 

 


2.柔軟性と筋力の向上

 

プレイによる身体の痛みやボールの軌道などお悩みと照らし合わせて、ゴルフスイングに必要な可動部位の検査を行います。カイロ治療と必要であればストレッチや筋トレの指導も行います。

 

 

カイロ治療で改善可能なゴルフに関係する問題

 

1. 背骨や骨盤、四肢関節の可動性

 

2. 筋肉の機能として拮抗筋・共同筋・安定筋・リアクティブ筋の機能

 

3. 過去に傷めた足首の捻挫や肉離れなど痕跡による受容器の異常

 

 

検査項目

 

1. [脊柱起立筋]

椅子に腰掛けて膝直角で体幹前屈

屈曲の硬さは回旋や側屈の硬さにもなり手打ちショットになりやすい。

 

 

2. [内転筋]

座位で下腿遠位を膝上に置く、膝を床方向に押した時、下腿が床と平行になるか確認。呼吸しながら1分間保持

下半身の不安定はショットへの回転運動を急ぐ余り、トップ気味のショットになる。

 

 

3. [ハムストリング]

 

半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋のストレッチ。1分間の前屈ストレッチ

ハムストの過緊張は腰椎本来の第2次カーブに影響して脊柱のスムースな回旋運動の妨げとなる。

 

 

 

4. [大腿四頭筋]

 

壁に背を向け、壁から踵を30cmほど離して立ち、壁にもたれて大腿部が45度まで腰を下ろす。つま先を上げて踵重心。平均的ゴルファーは3分継続できる。まずは1分で、5分目標。

バックスイングが頂点にあるとき、体重の75%は右大腿四頭筋に掛かる。5時間というゲームの中で何百回ものスイングに耐えられる柔軟性と筋力は必須です。

 

 

 

5. [大殿筋]

 

立位で左右の殿筋に触れ、殿筋を緊張させると大腿骨は外旋する。

外旋しなければ陽性。毎日30~50回殿筋を緊張させる。

安定した股関節の回旋運動に関係します。

 

 

 

6. [ヒラメ筋・腓腹筋]

アキレス腱のストレッチで、はじめにヒラメ筋は膝を屈曲して足首を背屈する。次に腓腹筋は膝を伸展して足首を背屈する。1分間

過緊張があれば、体幹の上下動が起こり、ダウンスイングで脊柱角を保てない。

 

 

7. [肩関節伸展]

背後で両指を組み、肘を伸ばした状態で肩関節を伸展する。30度以上あれば良好。1分間保持。

肩関節に癒着があれば、バックスイングで伸ばした左腕を9時の高さよりも高く上げることが困難。このストレッチは肩関節包や靭帯の緊張緩和に有効。

 

 

8. [ローテータ・カフ]

肘を伸ばして上腕水平位で胸部へ他方の手で引き寄せる。1分づつ反対惻も同様に行う。

肩関節伸展と同様に肩関節の癒着を和らげる。

 

 

9. [前腕の屈伸]

左肘を90度屈曲して、右手で左手首を90度伸展させる。手首を伸展したまま左肘を伸ばして1分間ストレッチ。 次に左肘を90度屈曲して、右手で左手首を90度屈曲させる。手首を屈曲したまま左肘を伸ばして1分間ストレッチ。

異なるクラブの長さに合わせて適切なスイングをするために手首を柔軟で強靭に。

 

 

10. [体幹側屈]

立位で手の平を体側に付けたまま膝まで側屈する。左右1分。体幹が回旋したり前屈しないように注意する。

スイングで左腕をプレーンラインに水平に保つのに苦労して体位が上下する。

 

 

11. [体幹回旋]

壁に背中を向け、体幹を捻って両手を壁につけるて1分間保持。左右行う。

回旋能力は左右対称である必要があり、そうでなければ障害を負うリスクが高くなる。

 

 

12. [体幹伸展]

ストレッチボールやストレッチポールを使用

伸展の柔軟性が無ければ外へすくい上げるフォロースルーになり、打球が軌道から外れていく。

 

 

13. [脊椎第2次カーブ]

 

頸椎と腰椎のカーブを作るために、頸椎には直径10cm、腰椎は直径5cmのタオルを丸めて敷く。始めは3分ほど置いて、1日おきに時間を伸ばしていく。

適切なカーブは強力な背筋となる。バックスイングの時にも体幹のより大きな回旋力となる

 

 

 

14. [腸腰筋]

左腸腰筋をストレッチする場合、仰向けで右膝、股関節を屈曲して支える。この時に左膝が浮けば、左腸腰筋が緊張しているので左膝を床に押し付ける。1分。

腸腰筋の過緊張は股関節の正常な機能の妨げになる

 

 

 

 

 

3.姿勢制御系の機能安定

 

あなたはティーショットで目標方向に対してスクエアに立てていますか? ましてや左足上がりやつま先上がりなど様々なアンジュレーションはどうでしょう? 姿勢制御系に問題があれば、スイングやパッティングでも誤差が生じてきます。うるうカイロでは入力情報を評価して姿勢制御系の安定を図ります。

 

1. 視覚系の情報

2. 聴覚系の情報

3. 頭位

4. 頚部の回旋

5. 迷路刺激

6. 固有受容器