ごあいさつ

カイロ日記

2024-03-19 13:25:00

リウマチ の方に対するカイロプラクティックの可能性

リウマチ 理容師さん(70代 女性) ハサミが使える!

リウマチは長年、投薬を受けても身体の機能が普通に戻れない人が多い。

リウマチは自己免疫疾患なので免疫機能を高めることが大切です。

Sさんは5年以上の炎症が3ヶ月で引いて、ハサミが使えるまで復活しました。

 

 

神経伝達を活性化して内臓機能を高める

神経の流れを活性化して臓器の機能を高めるのはカイロプラクティックの得意とするところです。背骨や腹部から炎症に関係する副腎や、免疫に関係する腸内環境に働きかけます。

 女性に多いリウマチ !決して乱暴にボキボキ矯正はしませんのでご安心を。

 

 

トルコ鞍(アン)は頭蓋骨の一部、蝶形骨(チョウケイコツ)

 スクリーンショット 2024-03-19 13.14.44.pngネッター解剖学アトラスより

蝶形骨にあるトルコ鞍には下垂体がおさまっています。下垂体からは多くのホルモンが分泌されて全身の臓器・器官・組織に効果が及びます。

 

 

免疫機能を高める食事で70%に顕著な効果!

高栄養そして低カロリーが必須。女性はタンパク質不足が多いので、食の細い人はプロテイン活用をお勧めします。低糖質食で腸内環境を良好にします。

 

通常の食事は必要量をなかなか食べられず、好結果を得るのに相当月日がかかるので、望まれる人は補助食品で体重に見合ったタンパク質量やビタミン指導を行っています。当院で健康食品の販売はしていません。マルチや誇大広告でない適正商品をお勧めしています。

 

 

関節を整えます

炎症で動かせない期間があるので、関節がゆがんだり固まったりします。

節々に炎症あれば無理には動かしませんが、炎症が治まれば指1本1本の節々を整えることで痛みも機能性も良好です。

 

 

                                

 

  

 

2024-03-12 20:20:00

腰椎分離すべり症の脚のしびれが1回で取れたけど、その後が大事!

 

40代男性M氏の腰痛、下肢痛、シビレの症例です。

 

以前から腰痛があって、3週間前にYouTube動画を参考に過剰にそるようなエクササイズをしたら、左下肢の痛みとしびれが出てきた。 

 

YouTubeで壊す人が増えましたね!

 

1週間経っても常に痛みしびれが強いので、病院でMRIとレントゲン画像を撮ると、医師から腰椎分離すべり症と告げられた。

 

物療と投薬を受けるが、あまり変化ないので、知人のご紹介で当院へ来られた。

 

 

 

痛みとしびれは1回で取れた

 

MRI画像を見せていただくと、第5腰椎に1度(下図参照)くらいの変位があったので、

 

施術で椎体のすべりを引っ込めると、1回で痛みと痺れは消えた。

 

程度によるが症状は早々に消えやすいのです。

 

正座をイメージすると分かりやすいが、脚をほどけば圧迫が解除されて痺れは徐々にうすれる感じ。

 

だから痛む部位に注射をしたり電気をかけたり薬を飲んでも解決しない。

 

神経や血管の通路が開放されて下腿の脛骨筋や腓骨筋、指伸展筋などの筋力は8割もどりました。

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   図解 整形外科学検査法より

 

 

 

 日常生活の姿勢が大事!

 

すべりは再発しやすいので、日頃の姿勢が大事なのです。

 

①の姿勢は痛みがぶり返しやすい!

 

②の姿勢を常に心掛けてほしい。

 

③のゴリラの様な姿勢が一番安定するが女性には勧めにくい。

 

※軽度のすべりでも痛みを繰り返すと数年かけて脊柱管狭窄症になるので気遣ってほしい。

 

スクリーンショット 2024-03-12 16.55.35.png

 

 

 

 すべり症エクササイズ

 

M氏はスポーツを楽しみながらすべり症の筋力強化を希望されたが、今は以下のエクササイズをお勧めしました。

 

①普通に脚を伸ばせば腰がそるので、日常から柔らかすぎる寝具は避けましょう。

 

②膝を立てて腰椎を床方向へ押しつけつイメージ。8秒×3〜5回

 

③腰椎を床に押し付けてまま、お腹をペコッと凹ませるように腹横筋を発動させる。息を吐いて横隔膜を緩めるとお腹を凹ませやすい。5秒×3〜10回

 

 スクリーンショット 2024-03-12 19.27.02.png

 

 お気軽にご相談ください。 

 TEL 0995-46-1941

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 ご予約、チャットもできます。上のQRコードをスマホのカメラから読み込んでご登録下さい。

 

                                

 

 

 

 

2024-02-16 11:45:00

毎日の立ちくらみ 起立性調節障害 病院で鉄欠乏性貧血と診断され

 

 

 

横隔膜と自律神経の安定( 中3 男子 姶良市 )

 

中学1年から本格的に陸上長距離走を始めたが、9ヶ月した頃に立ちくらみを感じ出した。

近くの病院を受診して、貧血の診断で薬を服用するが、毎日立ちくらみは続いた。

中2の秋に貧血専門病院を受診して、鉄欠乏性貧血の診断で3ヶ月間薬を服用したが変化無し。

その後は1週間に1回の注射(ビタミンB12、鉄)を8ヶ月継続してきた。

 

 

知人の紹介でうるうカイロ院へ


鉄欠乏性貧血にみられる易疲労などの諸症状はもともと無い。

家族の協力のもと、食事も睡眠もきちんと取っている。

以前より数値や毎日の立ちくらみはやや良くなっている。
長距離の練習は普通に行っているが、シンスプリントの下肢痛で時々休む。


立位姿勢を観察すると、上図Aのように常に腹筋が過緊張して見える。

腹筋群を検査すると筋の抑制反応があり過緊張を起こしているので、呼吸システムに無理が生じている。

 

 

 

立ちくらみは

 

立ちくらみは、立ち上がった時に重力によって、

脚や体幹の静脈に血液がたまると血圧も下がる。

通常は自律神経系の働きによって速やかに脳に血液を送るが、

何らかの影響で自律神経がうまく働かず、立ちくらみが起こります。

 

 

 

自律神経の安定とミルキング機能を復活

  

特に持久走の練習後に立ちくらみが起こるので、

横隔神経(19)の出入りする頚椎と横隔膜(21)を調整して呼吸機能を高め、

自律神経の働きを活性化させました。

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横隔神経(19)  解剖学アトラスより

 

3日後に再来院すると、1回も立ちくらみが出ず、

すごく走りやすくなったという感想です。

さらに4日後に来院では、先週から家族の意志で注射を止めています。
週末は記録会でハードに走りましたが、いまだ1回も立ちくらみはない。
循環改善の効果なのか、シンスプリントの症状も軽減してきました。

1年と10ヶ月続いた症状なので、もうしばらく経過観察の予定です。

 

 

 

                                

 

 

 

2024-02-13 20:26:00

鹿児島アロマ報告会で筋肉のお話をさせていただきました 2024.2.10

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ライカ1920(鹿児島中央駅一番街)会議室

 

                                

 

 

 

2024-02-08 09:48:00

今週末は鹿児島アロマ報告会でセラピストにスピーチさせていただきます

 

お客様がむくみや凝り、痛みを訴えれば、その部位を刺激したくなりますが、

刺激してもなかなか緩まないとか、再発を繰り返す場合、他のところに問題が起きていることが多々あります。

 

 

1.サブラクセーション、エントラップメント等による神経障害

サブラクセーション(脊椎の歪み)による神経根障害

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症による神経障害

胸郭出口症候群、肘部管、手根管、梨状筋などの絞扼性障害

 

 

2.筋肉の起始部、停止部(関節)の構造的不安定

筋肉は1つ以上の関節をまたいで骨から骨に付着している。この間にある関節にフィクセーションやハイパーモビリティーがあると、その筋が収縮しようとしたとき関節に負荷がかかり、関節の固有受容器が興奮して抑制信号が送られる。

 

 

3.筋肉の受容器(筋紡錘、ゴルジ腱器官)の異常

筋紡錘やゴルジ腱器官そのものが障害を受けているケース

過度の使いすぎや打撲やもみすぎで、筋肉の中には緊張や弛緩と関係するセンサーがありますが強い刺激で壊れる。

 

 

4.拮抗筋、共同筋、安定筋の関係

拮抗筋:対側にある筋肉

共同筋:主導筋をサポートする筋肉

安定筋:主導筋の土台となる筋肉

 

 

5.リンパ循環、血液循環の異常

胸郭上口(鎖骨下静脈角)、縦隔、横隔膜、腹膜、筋などの緊張によるリンパ循環の阻害

胸郭出口症候群、閉塞性動脈硬化症、腫瘍などによる血液循環の阻害

 

 

6.ストレス、不安、緊張などの精神的なもの

精神的な影響は姿勢に現れる。肩を落とす。いからせる。猫背など。

自律神経が過緊張を起こせば筋肉も血管も過緊張を起こします。

括約筋の緊張も起こる(オッディ、回盲弁、肛門)

 

 

7.内科疾患や栄養の問題

内臓機能低下による関連筋の問題、関連痛や筋力低下を起こす。

食事の偏り、低血糖によるグリコーゲン、ATP不足。

 

 

8.ファシアの問題

ファシアは筋肉や内臓などを包む膜組織で、全身につながりを持つ。

トリガーポイント:筋膜に癒着が起こり、リンパや静脈の流れが停滞してむくみが起こる。

 

 

9.クラニアル、顎関節などの問題

頭蓋や顎関節の問題は全身の筋に反射性の筋力低下や過緊張をもたらす。

噛みしめによる筋力低下

 

 

10.歩行のメカニズム、姿勢反射、リアクティブ筋などの問題

・歩行のトラブルは主に足部の歪みや靴の問題

・緊張性頸反射などの姿勢反射による筋の過緊張、筋力低下

・リアクティブ筋

 

 

11.その他

目も内臓のひとつで肩こりや頭痛に関係します。

現代では欠かせないスマホの影響も大きいでしょう。

 

 

                                

 

 

 

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