ごあいさつ
お知らせ
スムースに排便していますか?
通常の成人では1日3回から3日に1回の排便習慣がみられますが、排便時に以下の問題があれば便秘と判断します。
1.いきまないと出ない
2.硬い便・小さく丸い便が出る
3.残便感がある
4.詰まった感じがする
5.指で便をかき出す
6.排便が週に2回以下
主な便秘の種類
便秘は病気ではなく、以下のように排便反射機能の低下による症状である。
食事性便秘
食事の時間が不規則。食べる量が極端に少ない。あるいは食物繊維の少ない偏った食生活は便秘を引き起こしやすくなる。食事の回数は1日2食から3食が標準。
習慣性便秘
朝は最も便意を感じやすい時間帯。この時に身支度に忙しくて便意を我慢し続けると、そのまま一日が過ぎてしまうことにもなりかねません。このような我慢を続けると、直腸の感覚が鈍くなり、便意を感じなくなってしまいます。
弛緩性便秘
運動不足や加齢による体力の衰えによって腹筋が弱くなると腹圧を十分にかけられなくなります。便意を感じても腹圧がかけられず、便を押し出す力が不足してしまいます。特にお年寄りや妊娠した女性に便秘が多いのも腹筋のゆるみが原因となります。
けいれん性便秘
ストレスなどで緊張が高まると、腸の動きをコントロールしている自律神経が乱れて腸が痙攣するので動きが鈍くなり、便は細く短く、また便秘と下痢を繰り返すようになってしまう。
宿便・滞留便で骨盤は歪む
食べ物や食べ方の影響による宿便・滞留便でお腹の内圧に偏りが起こると、内壁の繊維で骨盤が引っ張られ歪みが起こるのです。
宿便・滞留便とは
宿便とは「胃腸の処理能力を超えて、負担をかけ続けた場合、腸管内に滞留する排泄内容物を総称したもの」である。宿便の色と硬さは普通の便とそう変わらず、毎日普通に排便があったとしても残留してしまう可能性があり、お腹が張って排便が無いような便秘とは違います。老廃物が体内に長時間滞留すると、老廃物が悪玉菌で腐敗し、毒物と悪臭(オナラ)を産生し、毒物は腸管壁から吸収されて血流に入り、身体の隅々まで送られて悪影響を起こします。
宿便・滞留便の原因
・先天的に便秘傾向にある体質
・無理なダイエットによる食習慣
・下剤(便秘薬、浣腸、センナ茶など)の連用障害
・加齢による排便反射機能の低下
・ストレスによる神経症
・血流の低下
・薬剤(静穏剤、睡眠薬、トランキライザーなどの筋弛緩効果薬)の副作用
女性の骨盤内を頭方からみる。1.膀胱、2.子宮、3.直腸、4.上行結腸、5.下行結腸、6.椎体、◯.上行結腸と骨盤の内壁をつなぐ盲腸ヒダ
カイロプラクティックの効果
便が出にくくなってしまう原因をほったらかしにして下剤で簡単に出す生活を続けると、排便反射機能低下の慢性化だけでなく、身体の機能性は弱まり、ストレスにも弱くなり、お肌も荒れやすくなります。排便はできるだけ下剤を使用せず、排便機能を活性化する自然療法が望ましいと考えます。
⬜︎骨盤を整えます
骨盤の底面にある骨盤底筋群は下腹部臓器を下から支えています。これらの筋群が過緊張を起こしたり弱まったりすると、泌尿器系や生殖器系の機能に影響します。うるうカイロ院では骨盤底筋群を手技で安定させる事ができます。
骨盤内を頭方から観る。ネッター解剖学アトラスより
⬜︎横隔膜を整えます
呼吸の7割を司る横隔膜はストレス、悪姿勢、周辺臓器の機能低下によって過緊張を起こす事があります。横隔膜が過緊張を起こせば腹圧のコントロールが乱れて腹部内臓を下垂させ、腸の機能に悪影響します。
うるうカイロ院では主に頚椎や胸郭などから横隔膜の過緊張を整えます。
⬜︎自律神経を整えます
ストレスの多い現代において交感神経の過剰な緊張は、腸の蠕動運動や血液循環の低下などを起こしやすい。
うるうカイロ院では全身を整えて心身をリラックスさせることで蠕動運動を促します。
⬜︎エクササイズ指導
労働や生活環境などによって身体にも個人差があるので、その方にあった即効性のあるエクササイズをご指導しています。
骨盤底筋エクササイズ
息を吸いながら背中を丸め、
息を吐きながら背中をそらす。胸腔と腹腔が刺激されて横隔膜の緊張が減り、下腹部が引っ込みます。1セット3回を朝晩。
尿もれに効果!
骨盤底筋エクササイズ。5秒で上げて5秒保持して5秒で戻す。これを1セットとして10~15セット。
内転筋エクササイズ
股の間にクッションや折ったタオルを挟んで内転筋を刺激することで骨盤底筋に効果的。
⬜︎食べ物、食べ方も大事!
1. 食物繊維の不足
腸内環境のために食物繊維は欠かせません。お肉や炭水化物を摂っても構いませんが、食物繊維を付け加えることを忘れずに。野菜、豆類、イモ類、キノコ類、海藻類
2. よく噛むことが大事
唾液は、耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)と呼ばれる大唾液腺と、お口の中の粘膜のあちこちに分布している小唾液腺から、1日1.0~1.5リットル分泌されます。唾液中の消化酵素であるアミラーゼは、デンプンを分解して食物の消化を促進し、体内に吸収しやすくしてくれます。よく噛んで唾液を出すことで、胃腸にかかる負担が減ります。唾液に含まれるムチンは咀嚼によって大量に分泌されます。唾液の粘り気であるムチンは食べ物がまとまりやすく、気管の方に流れずに食道の入口に入り、嚥下がスムーズになります。
3. グ~と鳴ることが大切
迷走神経を介して十二指腸からモチリンというホルモンが分泌されると、お腹がグーッと鳴ります。これは蠕動運動を促すサインであり、胃、十二指腸、小腸の働きが高まって便排泄の準備が始まります。排泄を柔軟にするために、グーと鳴ってから40分から1時間後に食べるのが理想です。
4. お肌に張りと潤い
人間本来の成長は、男女差はありますが、ほぼ23歳で終わり、そこから先は細胞の老化が始まります。モチリンは細胞の新生を促し、老化を防ぐ役割があります。いかにモチリンを分泌させ、成長ホルモンを刺激する食生活が送れるかでお肌に差が出てきます。
5. モチリンを引き出す食べ方の目安
基本はお腹がグーッと鳴ってから食べるようにする。例えば昼食が13時からだとすれば、12時くらいにグーと鳴るように朝食の量を調節します。なかなか変化のない方は、2~3日朝を抜いてみるのも効果的です。同様に夕食に向けて昼食の量を調整するのも効果的です。巷ではあれこれ体に良いものを紹介していますが、大切なのは偏らないことです。肉を取ってもいいし、炭水化物を取ってもいいし、大事なのはそれに見合う食物繊維とミネラルをしっかり取ることです。血圧調整や糖代謝にも働きかけるので、現代病には大変効果的です。
899-4342 霧島市国分野口町18-22
電話予約 0995-46-1941【予約制】
ネット予約可能
営業時間
月~金 9:00~13:00/14:00~21:00
土 曜 9:00~13:00/14:00~18:00
定休日 日曜日
クレジットカード VISA/Master/JCB PayPay
駐車場 あり
スマートフォンのGoogle Mapsで電話番号を入力すると正確に表示。
先日来院された方が、車のナビに電話番号を入力してスタートしたところ、当院から2kmほど離れた所に到着しました。
以前にも同様の事が数件あったので本日、マイカーでナビ検索したところ、TELと名称では表示されず、住所の入力だけ可能でした。
カーナビの電話番号入力による検索はご注意ください。
人間の体に定期整備?
人間の体に定期整備とは少し変な感じがしますが、人間の体は動くための、生活するための、そして働くための道具です。道具はもともと使うためにあるわけですから、体も大いに使って結構です。しかし、道具をいい状態で長持ちさせるには、使った後は必ず手入れをします。この手入れが、背骨や腰にはほとんどなされていなのが通常で、使うだけ使ってあとは放っておく、そして悪くなって自覚症状がひどくなってから初めて手を打つことが多いのです。
生きている限り、骨はずれる
私たちは毎日偏った体の使い方をして暮らしています。ぎっくり腰をすればしばらくの間は姿勢にも気を付けていますが、のど元過ぎればなんとやらで、調子の良いときは横着になりがちです。生きている限り腰には無理がかかり、背骨はずれると考えていいのです。
戸締り用心、火の用心
そういうことであれば、悪くなる前に今の良い状態を維持するために、体の点検や整備をするという発想が生まれます。実際私たちの身の回りの物事は、すべてトラブルが起こらないように、用心の段階で手を打っているものです。火事にならないように火の用心、泥棒に入られないように戸締り、事故を起こさないために安全運転などいっぱいあります。また、自分の体に対しても虫歯の予防に歯磨きや、お肌や髪のお手入れなど色々ありますね。悪くなってからでは遅いのです。症状が出てからではたいへん苦労します。
ころばぬ先の杖
医療には本来、「健康の増進」「疾病の予防」「疾病の治療」「リハビリ」の4つの目的があります。ほとんどの医療は「疾病の治療」のみを目的としています。それは悪くなってから治してもらうということです。しかし、カイロプラクティックは治療のみならず、「健康の増進」「疾病の予防」の面でも活用することができるのです。つまりカイロプラクティックはころばぬ先の杖にもなるというわけです。定期整備の間隔は人それぞれです。週に1回の人もいれば、月に1回の人もいます。また3ヶ月に1回くらいで来院する人もいます。目安としては、何となく体に疲れを感じた時など、早めに受けるようにすると良いでしょう。
うるうカイロプラクティック院
潤 昭治(うるう しょうじ)
鹿児島県霧島市国分野口町18−22
TEL 0995-46-1941
スポーツには大まかに2種類あります。それは健康スポーツと競技スポーツです。
『健康スポーツ』
健康スポーツは年齢に合わせた適度な筋肉への負荷で血液の循環を促します。
そして、人との交流を図ったり心身をリフレッシュすることを目的とします。
【はじめにありがちなトラブル】
友人に誘われたり何かのきっかけでやり始めたは良いが、やり過ぎてしまいダメージを負うことがあります。
可動域の限界を超えて動かしたり、いきなり無理な体勢をやり過ぎてしまったり。
また回復しきらないうちに同様の負荷をかけると傷めてしまう事もあります。
はじめは人と競わず、休養日を設けながら行いましょう。
【筋肉や関節が歪んで硬い】
楽しくスポーツを始めたつもりが、ご自身の身体が歪んでいたり、動きの悪い関節のまま動かし続けると、
針金をなん度も折り曲げると熱を持ってポキッと折れるように、特定の場所に痛みが出てきます。
うるうカイロ院では、昔の捻挫などの後遺症や歪みを整えて体幹から四肢の機能連動性を高めます。
【バランスが悪い】
例えばゴルフやバドミントン、テニスや卓球などは片寄った動きを繰り返します。
体調や頻度にもよりますが、身体に歪みが生じて筋肉や靭帯などを傷めることがあります。
うるうカイロ院では、筋肉や靭帯の抑制状態を整えたり、競技特性に合わせたエクササイズ指導でバランスの回復を図ります。
『競技スポーツ』
競技スポーツは趣味からプロレベルの方まで
いずれも目標やゴールを決めて己の限界にチャレンジされています。
【いかに回復を早めるか】
競技スポーツは大きな目標とそこに向かって小さな目標をいくつも設定します。
そしてそのゴールに向かって計画的に己を追い込んでいきます。
それは疲労と回復の繰り返しですから、多くのフルタイムワーカーはシーズンを通して思うようにいかないこともあります。
うるうカイロでは身体の歪みだけでなく、心身の回復に大切な自律神経系、免疫系、内分泌系のバランスも重要視しています。
【持てる力を発揮させる】
接触や転倒で傷めることを除けば、痛む箇所や使いづらいと感じる部位が治療ポイントとは限りません。
例えば野球のピッチャーが肩が痛い場合に骨盤や下半身に問題があることが多いのです。
うるうカイロ院では競技の特性とフルタイムワーカーであれば仕事内容を考慮しながら、
拮抗筋や共同筋、安定筋がきちんと機能しているか確認し、スムースな機能連鎖を目指します。
【故障からの復活】
接触の多いスポーツやハードに追い込むトレーニングは、時にトリガーポイント(Trp)を作ってしまいます。
Trpは骨格筋に出現する硬結で、特有の関連痛や運動機能障害を生じます。
自覚症状が消えてもTrpは長年にわたって潜伏して、血液循環の悪化がきっかけで活性化することも問題です。
Trpの存在する筋肉は柔軟性や筋力が低下して神経伝達を混乱させるので、他の筋肉や関節に二次的なトラブルが発生します。
もし、長期間にわたってトラブルを抱えている方で、痛みのある部位に対してのみ処置をしていませんか?
そこは二次的な痛みで、レントゲンやMRIにも写らない本当に治療すべき一次的な問題が他にあると考えられる。
一次的なTrpが修復されて歯車が噛み合えば、特に中高生の回復は本当に早い!
数年前に南日本新聞で、膝の手術をされる方が日本国内で年間8万人とありました。
毎日200人以上です!
手術に満足と書いてありましたが、それは痛みに凄く苦しんでいる期間と比較してだと思う。
杖を使わなくて済むようになったとか、
買い物に行けるようになったとか、
夜中の寝返りで目が覚めなくなったとか、etc。
登山など楽しめるような健康な状態に戻れる方は少数です。
女性の場合、特に更年期以降からホルモンの影響を受けやすくなります。
痛みに強い女性は、膝の痛みを我慢したり、後回しにしないでください。
注射や内服薬、塗り薬で痛みを抑える処置ばかりすると、根本原因を見逃してしまいます。
また、これまでの運動や活動を減らしたり諦めたりして安静の対策を長期間とっていると、
体重が増えたり日常の楽しみが減って精神的にも悪循環に陥りやすいので早めの対策が必要です。
膝関節痛を引き起こす原因に次のようなものが考えられます。
- 腰椎・骨盤の歪みによる膝関節への負担
- 消化器系や下腹部臓器の機能性低下による下半身の弱化
- 手術痕の癒着や足首捻挫などの古傷による機能連動性の低下
- 運動不足、活動不足による筋力低下、足腰不安定
- 栄養不足や糖質過多によるミネラル不足、血液循環不全
- ストレスなど自律神経の過緊張による循環不全
膝関節の自己診断
膝関節の問題はささいなことで始まる事があります。
大したことないと思っていたことから激しい痛みが引き起こされる可能性があります。
どんな場合もそうですが、前駆症状としての警告信号はあるものです。
次のような気配があるときは、早めにチェックをすることが必要です。
- 歩行中にガクッと力が抜けそうな時がある。
- 長時間座っていると、最初の一歩が辛い。
- 立ち座りで支えが必要に感じる。
- 歩行中に下肢の一部分に違和感が発生する。
- 最近つまずく。
カイロプラクティックでは
カイロの臨床現場でも、膝関節や膝周辺痛の原因が脊柱・骨盤にあるケースは珍しくありません。
うるうカイロプラクティック院は、こういう膝関節の治療ケースを得意としています。
それは、膝関節のみにアプローチするのではなく、他の関節、筋肉の問題を含めて総合的に治療しているからです。
カイロプラクティックの全体根本療法がここでも発揮されるわけです。
身体の機能性を高めて、QOLを高めましょう。