ごあいさつ

お知らせ

2021-12-27 20:50:00

スムースに排便していますか?

 

通常の成人では1日3回から3日に1回の排便習慣がみられますが、排便時に以下の問題があれば便秘と判断します。

 

1.いきまないと出ない

2.硬い便・小さく丸い便が出る

3.残便感がある

4.詰まった感じがする

5.指で便をかき出す

6.排便が週に2回以下

 

 

 

主な便秘の種類

便秘は病気ではなく、以下のように排便反射機能の低下による症状である。

 

食事性便秘

食事の時間が不規則。食べる量が極端に少ない。あるいは食物繊維の少ない偏った食生活は便秘を引き起こしやすくなる。食事の回数は1日2食から3食が標準。

 

習慣性便秘

朝は最も便意を感じやすい時間帯。この時に身支度に忙しくて便意を我慢し続けると、そのまま一日が過ぎてしまうことにもなりかねません。このような我慢を続けると、直腸の感覚が鈍くなり、便意を感じなくなってしまいます。

 

弛緩性便秘

運動不足や加齢による体力の衰えによって腹筋が弱くなると腹圧を十分にかけられなくなります。便意を感じても腹圧がかけられず、便を押し出す力が不足してしまいます。特にお年寄りや妊娠した女性に便秘が多いのも腹筋のゆるみが原因となります。

 

けいれん性便秘

ストレスなどで緊張が高まると、腸の動きをコントロールしている自律神経が乱れて腸が痙攣するので動きが鈍くなり、便は細く短く、また便秘と下痢を繰り返すようになってしまう。

 

 

 

宿便・滞留便で骨盤は歪む 

食べ物や食べ方の影響による宿便・滞留便でお腹の内圧に偏りが起こると、内壁の繊維で骨盤が引っ張られ歪みが起こるのです。

 

宿便・滞留便とは

宿便とは「胃腸の処理能力を超えて、負担をかけ続けた場合、腸管内に滞留する排泄内容物を総称したもの」である。宿便の色と硬さは普通の便とそう変わらず、毎日普通に排便があったとしても残留してしまう可能性があり、お腹が張って排便が無いような便秘とは違います。老廃物が体内に長時間滞留すると、老廃物が悪玉菌で腐敗し、毒物と悪臭(オナラ)を産生し、毒物は腸管壁から吸収されて血流に入り、身体の隅々まで送られて悪影響を起こします。

 

宿便・滞留便の原因

・先天的に便秘傾向にある体質

・無理なダイエットによる食習慣

・下剤(便秘薬、浣腸、センナ茶など)の連用障害

・加齢による排便反射機能の低下

・ストレスによる神経症

・血流の低下

・薬剤(静穏剤、睡眠薬、トランキライザーなどの筋弛緩効果薬)の副作用

  

女性の骨盤内を頭方からみる。1.膀胱、2.子宮、3.直腸、4.上行結腸、5.下行結腸、6.椎体、◯.上行結腸と骨盤の内壁をつなぐ盲腸ヒダ

 

 

 

カイロプラクティックの効果

便が出にくくなってしまう原因をほったらかしにして下剤で簡単に出す生活を続けると、排便反射機能低下の慢性化だけでなく、身体の機能性は弱まり、ストレスにも弱くなり、お肌も荒れやすくなります。排便はできるだけ下剤を使用せず、排便機能を活性化する自然療法が望ましいと考えます。

 

 

⬜︎骨盤を整えます

骨盤の底面にある骨盤底筋群は下腹部臓器を下から支えています。これらの筋群が過緊張を起こしたり弱まったりすると、泌尿器系や生殖器系の機能に影響します。うるうカイロ院では骨盤底筋群を手技で安定させる事ができます。

 

骨盤内を頭方から観る。ネッター解剖学アトラスより

  

 

⬜︎横隔膜を整えます

呼吸の7割を司る横隔膜はストレス、悪姿勢、周辺臓器の機能低下によって過緊張を起こす事があります。横隔膜が過緊張を起こせば腹圧のコントロールが乱れて腹部内臓を下垂させ、腸の機能に悪影響します。

うるうカイロ院では主に頚椎や胸郭などから横隔膜の過緊張を整えます。

 

 

⬜︎自律神経を整えます

ストレスの多い現代において交感神経の過剰な緊張は、腸の蠕動運動や血液循環の低下などを起こしやすい。

うるうカイロ院では全身を整えて心身をリラックスさせることで蠕動運動を促します。

 

 

⬜︎エクササイズ指導

労働や生活環境などによって身体にも個人差があるので、その方にあった即効性のあるエクササイズをご指導しています。

 

骨盤底筋エクササイズ

息を吸いながら背中を丸め、

 

息を吐きながら背中をそらす。胸腔と腹腔が刺激されて横隔膜の緊張が減り、下腹部が引っ込みます。1セット3回を朝晩。

 

尿もれに効果!

骨盤底筋エクササイズ。5秒で上げて5秒保持して5秒で戻す。これを1セットとして10~15セット。

 

内転筋エクササイズ

股の間にクッションや折ったタオルを挟んで内転筋を刺激することで骨盤底筋に効果的。

 

 

 

⬜︎食べ物、食べ方も大事!

 

 1. 食物繊維の不足

腸内環境のために食物繊維は欠かせません。お肉や炭水化物を摂っても構いませんが、食物繊維を付け加えることを忘れずに。野菜、豆類、イモ類、キノコ類、海藻類

 

2. よく噛むことが大事

唾液は、耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)と呼ばれる大唾液腺と、お口の中の粘膜のあちこちに分布している小唾液腺から、1日1.0~1.5リットル分泌されます。唾液中の消化酵素であるアミラーゼは、デンプンを分解して食物の消化を促進し、体内に吸収しやすくしてくれます。よく噛んで唾液を出すことで、胃腸にかかる負担が減ります。唾液に含まれるムチンは咀嚼によって大量に分泌されます。唾液の粘り気であるムチンは食べ物がまとまりやすく、気管の方に流れずに食道の入口に入り、嚥下がスムーズになります。

 

3. グ~と鳴ることが大切

迷走神経を介して十二指腸からモチリンというホルモンが分泌されると、お腹がグーッと鳴ります。これは蠕動運動を促すサインであり、胃、十二指腸、小腸の働きが高まって便排泄の準備が始まります。排泄を柔軟にするために、グーと鳴ってから40分から1時間後に食べるのが理想です。

 

4. お肌に張りと潤い

人間本来の成長は、男女差はありますが、ほぼ23歳で終わり、そこから先は細胞の老化が始まります。モチリンは細胞の新生を促し、老化を防ぐ役割があります。いかにモチリンを分泌させ、成長ホルモンを刺激する食生活が送れるかでお肌に差が出てきます。

 

5. モチリンを引き出す食べ方の目安

基本はお腹がグーッと鳴ってから食べるようにする。例えば昼食が13時からだとすれば、12時くらいにグーと鳴るように朝食の量を調節します。なかなか変化のない方は、2~3日朝を抜いてみるのも効果的です。同様に夕食に向けて昼食の量を調整するのも効果的です。巷ではあれこれ体に良いものを紹介していますが、大切なのは偏らないことです。肉を取ってもいいし、炭水化物を取ってもいいし、大事なのはそれに見合う食物繊維とミネラルをしっかり取ることです。血圧調整や糖代謝にも働きかけるので、現代病には大変効果的です。

 

 

 

 

 

うるうカイロプラクティック院 
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