ごあいさつ
カイロ日記
立ちくらみが1回の施術で良くなった!
陸上短距離を頑張る中学生男子
起立性調節障害と病院で診断されて2週間安静にしているが、治らないのでうるうカイロ院へ来られた。
お風呂から立ち上がる時や椅子から立ち上がった時にクラッとなるらしい。
本来は立ち上がった時に重力の影響で下がる血液を、自律神経が調節して瞬時に脳へ戻すので立ちくらみは起こらない。
原因はいくつかあるが、今回は横隔膜が過緊張を起こしていたので、血流の邪魔をしたようだ。
横隔膜が過緊張を起こす原因も過剰なストレスだったり、近隣内臓の働きが落ちたり、猫背のような悪い姿勢が影響したり。
今回は横隔神経の出入りする頸椎3番、4番が歪んでいたので矯正して、横隔膜の機能性を改善した。
練習でトラブルがあって、変な姿勢でトレーニングをしたせいかもしれない。
今回は慢性化していなかったので早々に良くなりました。
毎回ベストラップを目指す!
よく分からない痒み!? 全身型金属アレルギー
全身型金属アレルギーは体内の金属が汗等に出てかゆみ、湿疹を引き起こします。
・クロームはタバコ、枝豆、チョコレート
・ニッケルはアサリ、ココア、納豆
・コバルトは大豆、玄米、アーモンド、クルミ
パッチテストで検査します。当院でもオーリングテストで確認します。
陽性なら、2週間から1ヶ月間、疑わしい金属を含む食品を制限してアレルギー反応が落ち着くか確認します。
落ち着いた後に、2週間から1ヶ月間金属を含む食品を摂取して悪くなるか確認します。
やはり痒くなるようなら、摂取量を見直す必要があります。
アレルギーも色々
個人的には無調整豆乳は大丈夫で調整豆乳を大量に飲むと痒くなります。
プロテインもプレーン以外を数日取ると痒くなります。
私の場合は、添加物のようです。
【健康寿命】8. 生きる価値
【治療例】中学生スプリンター の肉離れを早期回復
1. 太ももにズキンと痛みが
2. スポーツ障害の原因を見極め
3. 拮抗筋の働きが大切
4. リアクティブ筋
5. 原因筋も故障筋も両方治療
6. 痛みのない原因筋
7. トラブルの起こりにくい身体に
1. 太ももにズキン!と痛みが走った
大会を3週間後に控えて、部活で全力疾走中に左大腿部前面に痛みが走った!
直後から左足に体重をかけられないほどの痛みが出てきた。
監督からは「肉離れだから今大会は無理」と言われたが、母親が少しの期待と今後も見据えてうるうカイロ院へ連れてこられた。
2. スポーツ障害の原因を見極めます
ラグビーなどコンタクトの多い偶発的な「スポーツ外傷」と違って、
必然性の高い「スポーツ障害」はなんらかの因果関係を含んでいます。
つまり、身体のどこかに疲労や機能低下した所が存在する状態で運動した結果です。
S君もこの数日、足腰に張りを感じながら練習をしていました。
3. スムーズな動きは拮抗筋の働きが大切
単純に説明すると、しゃがんだり立ったり膝関節が屈曲伸展するとき、
大腿部(ふともも)で働く筋肉は、前部が大腿四頭筋、後部がハムストリングです。
しゃがむ時は、大腿四頭筋が伸張しながら、ハムストリングは収縮します。
逆に立つ時は、大腿四頭筋が収縮しながら、ハムストリングは伸張します。
このように、関節がスムーズに動くために拮抗する筋肉がバランス良く伸縮しています。
4. 故障のリスク、リアクティブ筋
S君は前面の大腿四頭筋を傷めましたが、後面のハムストリングが疲労のたまった亢進(異常に昂っている)状態でした。
亢進したハムストリングは伸張しにくいために、拮抗する大腿四頭筋が力を発揮できない状態でした。
この様に亢進した筋の影響で筋力を低下させてしまう筋をリアクティブ筋と言います。
リアクティブ筋は頑張りすぎて凝りや痛み、傷めるなど影響を受けやすいのです。
5. 原因筋も故障筋も両方治療します
故障した筋肉の治療は段階があります。
まずは組織の炎症に対して R I C E 処置が有効です。
(Rest)休息
(Icing)アイシング
(Compression)圧迫
(Elevasion)心臓より高く
学校があるので、アイシング後に傷めた繊維をテーピングで歩きやすくした。
クリニックでは炎症や痛みが落ちついたら様子を見ましょうとなりますよね。
デスクワーク など日常生活レベルの人はこれで無難に過ごせる事もありますが、
組織を押さえると痛かったり、
特定の姿勢で負荷をかけると痛かったり、
その筋肉をストレッチすると痛みやつっぱり感が出れば、まだ強い負荷はかけられません。
肉離れは組織が綺麗に自然回復しない場合が多いので、スポーツ選手はここからが大事!
うるうカイロ院は、傷めてごわついた繊維自体(錐内筋、錐外筋、ゴルジ腱)を手技で修復します。
復帰も早まりかなり有効です。
6. 痛みのない原因筋
原因筋は普段の動作では痛みを感じないことが多いので素人には分かりません。
確認方法として、その組織を押さえると硬結と痛みを感じます。
トラブルの元となる原因筋の組織も手技で修復します。
S君の傷めた大腿四頭筋に対する原因筋はハムストリングだけでなく、
内ももの内転筋や外側の中殿筋も影響していました。
7. トラブルの起こりにくい身体にします!
うるうカイロ院は故障筋と原因筋とそのトラブルとなる神経系の働きも修正します。
そもそも原因筋が出来てしまう姿勢制御系の神経トラブルがあります。
人間の姿勢を制御するための入力情報は主に6つあります。
①視覚系からの情報
②聴覚系からの情報
③頭位による情報
④頸部の回転
⑤迷路刺激
⑥足関節など固有受容器
S君は頸椎の歪みなど頭の傾きや肩の高さに左右差があって、腕の振りにアンバランスが生じていました。
その為に下半身との機能的な連動性が低下して片寄った原因筋を作ったと思われます。