ごあいさつ
カイロ日記
がんばれ 鹿児島国体 柔道女子は団体戦
自転車で股関節の痛み 解剖学的短下肢にセッティング
健康維持にサイクリングを楽しまれる60代男性のクライアントがおりまして。
最適なサドルの高さは、地面に足が付く高さでなく、上図右で表す下死点に合わせるとスムースなペダリングができるとお話ししました。
早速、サドル調整をされて快適というお話しでしたが、3〜4回ほどサイクリングをしたら左の股関節に違和感があると!?
確かに左の中殿筋が過緊張しています。
治療すれば筋肉は緩んで股関節は快適になるのですが、翌週には同じように違和感が出てきます。
色々お話しをすると、利き足の右足でサドルの高さ調整をしましたが、左は解剖学的短下肢で1センチ短いのを思い出した。
結果的に左足はペダルに届きにくいので、骨盤がブレて股関節に負担をかけていたのでした。
早速、1センチ短い左足でサドル調整をし直してもらうと快適になりました。
Mさんにはとんだご負担をかけてしまい申し訳なかったです。
バレリーナの距骨(足関節)は特異な関節
メンテで来院される高校生バレリーナのSさんに実験をさせていただいた。
とあるセミナーで、バレリーナの距骨が前方に歪んでいると思われる関節を本来の位置へ安定させると、つま先立ちがしづらくなったというお話しがありました。
Sさんの距骨も前方変位しているので、異常反応が観察されるかテストしてみた。
例えば足首を捻挫して距骨が前方変位している場合、更に飛び出すような刺激を一時的に加えると、オーリングテストの陽性反応が見られます。
Sさんの距骨に同様の刺激を加えてみましたが、異常としての反応はみられませんでした。
膝の過伸展しかり、前方に歪んで見える距骨は戻さないほうが良い。
ということで、距骨は触らず全体のバランスを整えます。
強くなれ!
血液データ参照してパフォーマンスアップ!!
女性アスリートや慢性症状に悩まれる女性は血液データを参考にさせていただくことがあります。
それは、かくれ貧血の影響があるから。
血液検査で基準値の範囲内にあれば、医師から異常無しと言われるが、
持久系アスリートのインターバルトレーニングは過酷を極めるので、
赤血球数やヘモグロビンなど基準値の上限か下限かでパフォーマンスはかなり違ってくる。
また出産後の女性なども、身体や精神への疲労が大きくなる。
赤血球数やヘモグロビン濃度などが正常値にあっても、
ASTやALTなど肝臓の数値が下限にあれば、かくれ貧血の可能性があるし、
尿素窒素の数値でもタンパク質が足りずに悪影響が考えられる。
あまり水分をとらず、脱水傾向にあれば、かくれ貧血かもしれない。
このように日常生活レベルよりも過酷な生活を強いる女性たちは、
筋骨格を整えるだけでなく、栄養をきちんと摂取して、自律神経を整える必要があります。